初めての施工事例作成

施工事例は貴社の信頼性をアップさせる絶好の機会です。

施工事例を作成するメリット

1. 信頼性がアップする

施工事例を作成するメリットは、なんといってもお客さまに仕事ぶりを見てもらうことで、信頼性がアップすることです。

  • こんなに沢山やってるなんて人気の業者さんだな〜ここなら信頼できそうだ!
  • いろんなところにこだわりがあって、手抜きがない真面目な業者さんね。
  • トラブルも臨機応変に対応されてて、我が家の希望も実現してくれそう…

また、施工事例は家仲間コム内の多くのページに貴社情報とともに掲載されるので、インターネット上での露出自体も高まり、見積もり率もアップします。

スマートフォンで検索し、施工事例を見つけて喜ぶ女性のイラスト

2. 集客・営業ツールに使える

施工事例は、お客さま紹介サービスで提示したり、家仲間コム以外でも営業ツールとしてお客さまに見せてPRするなど、活用範囲が広いのも人気の特徴です。

スマートフォンやカメラの中に保存したままでは探しにくい上に、集客効果はゼロ。施工事例として登録・公開していくことではじめてネット集客につながっていくのです。

ただし、やみくもに画像をペタペタ貼っただけで公開しても、効果は100分の1くらいになってしまいます。

ここでは、ちゃんと集客につながり、お客さまの信用も得られる施工事例の作成方法をご紹介します。

作成前の注意
掲載する現場写真は、施主様の了承が得られたもののみ掲載するようにしてください。

施工事例の作成

まず、施工事例リストページ から「新規作成」をクリックし、施工事例作成フォームを表示します。

基本情報の入力

施工事例作成画面は大きく2つのエリアがあります。

プレビューボタン(※PCでは左エリアがプレビューエリアになります)は作成中の施工事例がどのように表示されるかを確認でき、入力エリアはテキストや施工事例画像を入力するために利用します。

1.エリア

「選択する」をクリックし、都道府県・市区町村を指定します。
家仲間コムではエリア情報をもとに、集客に適切な多くのページに自動で施工事例を掲載します。わざわざどこに載せるかを考える必要はありません。

2.建物のタイプと築年数

お分かりになるのであれば、建物タイプ(木造2階建て住宅、マンションなど)や築年数を入力します。

3.施工箇所と期間、価格

施工した箇所と期間、価格の情報は集客に重要です。

お客さまが自分が困っている箇所と同じ施工箇所であれば、検索エンジンでマッチングする可能性が高くなります。

そこで、期間や価格がお客さまの納得いく内容だと、見積もり依頼や工事依頼の確率が上がります。

Q: 価格は載せたほうがいいですか?
A: 価格を入力しない業者さんもいらっしゃいますが、お客さまは「施工内容は良いんだけど、いくらかかるか分からない時点で不安だ…」と考えています。
また、Googleなどの検索エンジンも価格が掲載されているほうを優遇する傾向があります。
インターネットでの集客を重視するのであれば、価格はなるべく公開することをおすすめします。

4.お客さまの要望

お客さまの要望は、検索エンジンでヒットしやすいキーワードを含んでいることが多いので、インターネットでの集客を考えてなるべく具体的に、詳しく書くことを強くおすすめします。

5.施工後のお客さまのご感想

施工後にお客さまからいただいた感想(メールやお手紙など)があれば、こちらに記載してください(自作自演は厳禁です)。

6.業者さまの感想

お客さまへの感謝の言葉も重要ですが、他の似たようなお悩みを持つお客さまに対して「他にも○○のような依頼も承っております」「このような○○の案件は年間○○件施工しております」というような、幅広い依頼でもサポートできるところや専門性をPRするとより効果的です。

完了したら「保存して次へ」をクリックします。
次からいよいよ施工画像を掲載していきましょう。

施工画像の掲載

1つの施工事例の中に施工事例の画像は何枚でも掲載できます。
お客さまが具体的なイメージを持てるように掲載しましょう。

① どの段階ですか?
「施工前」「施工中」「施工後」から選んでください。
② 画像の選択
写真をアップロードします。お客さまが詳細まで見えるように、なるべくぼけていない、大きめのサイズの画像を掲載してください。(横幅1,200ピクセル以上を推奨)
③ 画像へのコメント
この写真がどのような状態の写真なのかを説明します。
例えば、施工前であれば「写真のどの部分が問題となっている箇所なのか」を具体的に説明します。
施工中であれば「どのような方法で何を使ってリフォームしているのか」を説明します。
④ 保存する
クリックすると、施工画像リストに画像が追加され、プレビュー欄にも表示されます。
画像のコメントで集客力が変わる!
画像ごとに、写っている内容(部位や作業内容など)をコメントに入力しておくと、Googleなどの検索エンジンが優遇して表示してくれるので集客に効果的です。
※画像に関係のない内容を書くと違反になるので注意!

施工画像リストについて

追加された施工画像は、下部の施工画像リストに追加されます。

追加画像を登録しましょう

画像の選択中に「次の画像を掲載」をクリックすると、画像入力欄がクリアされ、新しい施工事例画像を追加することができます。

以下の例では「施工前」を選び、施工前の画像をアップロードして保存した状態です。
施工画像リストに2枚の画像が登録されていますね。

内容を修正する場合は?

登録した内容を修正する場合は、施工画像リストの画像をクリックして、入力欄にその画像が表示された状態で、画像を再アップロードしたり、コメントを修正できます。

画像を削除したい場合は「削除」をクリックしてください。

画像掲載を完了する

さらに「施工後」の画像を掲載し、十分内容が充実したら「公開設定へ」をクリックして最終ステップに進みましょう。

ちなみに、下線部のリンクをクリックすると、各ステップの画面に移動することができます。

公開設定

いよいよ公開直前の最終ステップです。

タイトル決め

一連の施工事例の写真を撮ったものの、それにタイトル(名前)をつけるというのはあまりやったことがない業者さんが多いかもしれません。

しかし、ネットで施工事例を探しているお客さま(たとえば、2階の2部屋の和室を1部屋の洋室フローリングにしたいお客さま)は、以下のようなキーワードを入力するでしょう。
(何度も書きますが、お客さまの気持ちになって考えることはとても大事です)

このようなお客さまに、今作っている施工事例を見せるには、次のようなタイトルが良いでしょう。

2階2部屋の和室を1部屋の洋室にリフォーム

ポイントは、お客さまが入力しそうなキーワードを含みつつ、自然な文章で内容が想像できることです。

参考に、実際に業者さんが作成された施工事例の中から、すばらしいタイトルの例をご紹介します。

  • オープン前の美容室のシャンプー台の給水・給湯・排水の配管工事
  • 雨漏りがする天窓を撤去してカバー工法でガルバの屋根に葺き替え
  • 跳ね上げ手動式カーゲートの不具合を修理した施工例
  • 天井から吊り下げハンガーパイプを取り付け
  • ガスビルトインコンロの取替【ハーマン/ノーリツ製C3GK2RSQ1】

いかがでしょうか?
かなりマニアックなタイトルになっていると思いましたか?
しかし、ちゃんとアクセスを稼いでいるすばらしい施工事例なのです。

逆に以下は悪いタイトルの例です。

2階 2部屋 和室 1部屋 洋室 リフォーム

単語が羅列されていて意味不明

和室を洋室にリフォーム

ざっくりしすぎていて、内容が想像しづらい

リフォームなら○○工務店にお任せください

内容とタイトルが合っていないので、違反

自分がお客さまだとして、このようなタイトルがついたリンクをクリックしようと思うでしょうか?思いませんよね。

タイトル部分は、Googleなどの検索エンジンでも、家仲間コム内でも、検索時に真っ先に表示されるものなので、お客さまが「あっ、これ気になる!」と思うタイトルをつけるようにしましょう。

施工事例はいくつも作成できるので、1つ1つがお客さまの心に刺さるタイトルをつけるのがポイントです。

Q:エリア名(都道府県や市区町村)は書かなくていいの?
基本情報の入力時に入力されたエリア名がタイトルに自動で追加されるので書く必要はありません。

いよいよ公開!

プレビューを見て、十分なボリュームの施工事例になっているかどうかを確認し、問題なければ「公開する」をクリックします。

公開が完了すると、完了画面に施工事例ページのリンクが表示されるので、公開ページを確認してください。
※公開ページのデザインやレイアウトは、お客さまの使い勝手などの理由で予告なく変更される場合がありますので、ご了承ください。

おわりに

お疲れ様でした!これで施工事例の作成が完了です。

最初の施工事例作成はいろいろと手こずったかもしれませんが、流れを1度経験したので、次回からはストレスなく作成できるようになっています。
(慣れている業者さんは、週末や、仕事終わりの時間でよく投稿されています)

日々のお仕事の記録をぜひ施工事例にアウトプットして、集客や営業ツールに役立ててください。

施工事例の作成は将来の仕事を取ってくるための投資であり、貴社の資産づくりになります。

※作成した施工事例は、施工事例リストページで検索や編集ができます。

施工事例を作成してみる