お客さまとのやりとりの第一歩
家仲間コムへ本登録し、お客さま紹介メールが来たものの、ネット上でのやりとりが慣れておらず不安な業者さんは多いと思います。
そこで初心者の方むけに、お客さまとやりとりを行うための依頼カードへの返信方法や、時間をかけずに効率的にやりとりを行うためのベストな方法をご紹介します。
実際に現地見積もりや受注を獲得している業者さんの返信のノウハウやヒントも載せてあるので、必読の内容ですよ。
返信前の心構え
依頼投稿メールには「請けられそうな案件」だけの返信でOK
よく業者さんから
「依頼投稿メールは自分だけに来ているの?」
「紹介されたお客さま全員に返信しないといけないのですか?」
といったご質問をいただきます。その答えは。
- 依頼投稿メールは、エリアや業種がマッチした業者に送られています。
- 業者はお客さまとの一対一のやりとりだけ確認できます。
- お客さまは複数の業者とのやりとりが確認できます。
ですので、無理な案件は無視して構いません。
小さな案件はチャンス?
お客さま宅に伺って、施工や修理をしたら
あの〜…、実はここも気になってて…
と相談された経験はありませんか?
業者さまの中には「小さな案件は非効率だし、儲けが少ないからやらないよ」という方もいらっしゃいますが、実は、、「小さな案件を請けたら、丁寧な仕事ぶりにお客さまが大変喜ばれ、その場で直接大きなリフォームを依頼されました!」という事例が多くあります。
※業者さんへのお客さまの口コミ評価でも多く見られます。
お客さまはリフォームで失敗したくないので、高額のリフォームを頼める業者かどうかを事前に目で見て確かめたいと思っています。
小さな案件は、どのような業者かを実際に体験できる貴重な場なので、そこでいろいろなことを任せられる業者さんを決めることが多いのです。
誤字脱字をなくして見積もり率UP!
お客さまも業者さんとのやりとりが初めての方が多いので、貴社の真面目さを文章でも敏感に感じます。
誤字脱字があると「この業者さんは仕事も適当なのではないか?」と思うし、冷たい返信内容だと「会ったら怖い人かもしれない」と怖気づいてしまいます。
返信してみましょう
ここからは、業者さんが普段よく使われるスマートフォン向けの画面を使って説明していきます。
※PC版でも同様の操作が可能です。
返信したい依頼カードがあったら、同時に画面に表示させて、ここから説明する内容を参考にしながら返信してみてください。
>>本登録手続きの方法を見る
依頼カードの確認
お客さま紹介メールが届いて、気になる内容であれば、掲載されているURLにアクセスし、内容を確認して返信してみましょう。
この、お客さまとご依頼についてやりとりするページを家仲間コムでは「依頼カード」といいます。
依頼カードには、困った内容(画像や資料が添付されている場合もあります)や建物の種類、急ぎかどうかなどの情報が掲載されているので、一通り確認し、返信する場合は「このお客さまに返信する」をクリックします。
返信内容入力フォームについて
返信フォームは以下のようになっています。
- ① 返信元内容
- クリックすると、どの書き込みに対して返信しようとしているのかが分かります。
- ② 貴社名表示(最初の返信時のみ)
- やりとりが将来公開される場合に貴社名を表示してPRするか、匿名表示にするかを選びます。
- ③ 件名
- お客さまに届く返信メールの件名です。
- ④ 返信のタイプ
- 概算価格の提案:見積もり価格を提示して返信する場合はこちらを選びます。
通常返信・定型文:見積もり価格を提示する前に、質問などを返信する場合はこちらを選びます。 - ⑤ 挨拶文の設定
- 返信文の前に自動で挿入される挨拶文を設定できます。
- ⑥ 署名文の設定
- 返信文の後に自動で挿入される署名文を設定できます。
おすすめの返信パターンはこれ!
いろいろな機能がありますが、まずは「返信のタイプ」で「概算価格の提案」を選んで、値幅を設定してお客さまの要望に合う範囲でおすすめの提案をしてみましょう。
その場合に困るのが見積もり価格の提示ですが「他のお客さまの事例で似たような案件があり、その場合に施工した際の価格は○○円でした」という内容で、その際の画像も併せて添付すると、お客さまも具体的なイメージができて、受注率が高まります。
挨拶文・署名文で時間を節約!
確認画面に進むと、貴社名が入ったお客さまへの挨拶文、連絡先が記載された署名文が自動で挿入されています。
内容を変更したい場合は、入力フォームに戻って「オプション」から「挨拶文の設定」をクリックし、鉛筆マーク から内容を編集して保存してください。
メールなどで毎回入力している貴社のPRなどがあれば、挨拶文に含めておくことで次回以降の返信がかなり楽になります。
署名文も同様の方法で「署名文の設定」から変更できます。
返信の投稿
確認画面で内容を確認したら「送信する」をクリックして投稿してください。
投稿内容はお客さまに通知され、お客さまからの書き込みがあると、貴社にメール通知されます。
返信し忘れをチェック!
お客さまからの報告で多いのが「頼もうと思って返信したのに業者さんから返信が返ってこない!」というトラブルです。
未読の返信についてはメールでお知らせしていますが、多くの依頼に対応しているとついつい返信を忘れることもあるかと思います。
そんなときに便利なページが、貴社用の「お客さま紹介ページ」です。
https://www.ienakama.com/d/ask/
お客さま紹介ページでは、未読の返信が一覧で表示されるので、お客さまの返信を確認し忘れるというミスを防ぐことができます。ぜひお気に入りに入れて毎日チェックできるようにしておきましょう。
現地見積もりや工事依頼への対応
お客さまが現地見積もりや工事依頼を貴社にお願いする設定にすると、貴社にメールで通知され、やりとり中の依頼カードにお名前や住所が掲載されます。
カレンダー(予定表)への追加は必須です
現地見積もりや工事依頼をいただいた後で、多くの業者さんがやってしまうミスがあります。
それは「現地見積もりや工事依頼の約束(時間や場所)を忘れてしまうこと」です。
「それは無いだろう」と思われるかもしれませんが、お客さまからの報告でも大変多いものの一つです。
必ずお客さまのお名前と住所、連絡先を確実に控えて、貴社のスケジュールに追加してください。
お仕事が完了したら、口コミ評価をもらいましょう
貴社のお仕事がお客さまに満足いただけたら、家仲間コムから口コミ評価を投稿いただくようにお願いしましょう。
口コミ評価を増やしていくことで貴社のおすすめ率が上がるので、お客さまも貴社をすぐに「良い業者さんだわ♡」と判断しやすくなります。
普段のお仕事が忙しくてネットに手を付けられない業者こそ、口コミを増やすことに注力してください。
お客様側からの口コミ投稿に関し、業者本人・社内・関係会社・親戚・友人・知合いなど近しい人物からの口コミ投稿は一切禁止となります。 実際に工事していない口コミは当然ですが、工事した場合でも上記人物からの口コミ投稿は禁止されております。 発覚した場合は、強制退会となりますのでご注意ください。(不正口コミ抽出プログラムにヒットした場合、理由を問わず強制退会となります)
おわりに
お客さま紹介サービスには、他にもいろいろな機能がありますが、今回はその中でも集客のための最重要ポイントを押さえて使い方をご紹介しました。
まずはこのやり方で返信をしてみて、お客さまの反応をみながら貴社なりのパターンを作ってみてください。
お客さまは貴社の実際の仕事ぶりを見て、ちゃんと頼めそうな業者かどうかも見たいと思っています。その場合に便利なのが「施工事例」作成・公開サービスです。